ESXiをアップグレードしてみる① -ホスト対話型のアップグレード(6.7 U3 → 7.0 U1)
今回はESXiをアップグレードしてみます。
[今回の環境]
vCenter Cerver: 7.0 U3a build-18778458
ESXi: ESXi 6.7 U3 build-14320388 (アップグレード前)
ESXi: ESXi 7.0 U1 build-16850804 (アップグレード後)
細かい前提条件や要件の確認は割愛して、まずはVMware Customer ConnectからESXiのインストーラーをダウンロードします。
[ESXi インストーラのダウンロード]
https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/7.0/com.vmware.esxi.upgrade.doc/GUID-016E39C1-E8DB-486A-A235-55CAB242C351.html
今回は、「ESXi 7.0 U1 build-16850804」のisoを使用します。
アップグレード対象のESXi上の仮想マシンを全て停止または他のホストへ移行して、ホストをシャットダウンします。
ホストがシャットダウンできたら、先ほどダウンロードしておいたISOを接続します。今回は、ipmiのメディアマウント機能を使用しホストへISOをマウントします。
メディアがマウントできたら、ホストの電源をいれてBISOを起動し、ブートオーダーの優先度で「CD/DVD」が一番上になっていることを確認してBISOを閉じます。
接続したISOが読み込まれるので、Installerをそのまま選択します。
インストーラーが読み込まれます。
「インストールへようこそ」の画面が表示されるので「(Enter ) Continue」を選択して続行します。
続いてエンドユーザーライセンス同意(EULA)の画面が表示されますので「(F11) Accept and Continue」を選択して、続行します。
続いて、ESXiのアップグレードに使用するディスクの選択の画面が表示されますので、現在ESXiが使用しているディスクにチェックを入れて「(Enter) Continue」を選択します。(筆者の環境ではsatadomを選択しています。)
アップグレードするか新規インストールするか選択する画面で、アップグレードにチェックを入れて「(Enter) OK」を選択します。
確認画面で「(F11) Upgrade」を選択してアップグレードを開始します。
アップグレードが開始されます。(筆者の環境では5分くらいで終了)
アップグレード完了画面で、「(Enter) Reboot」を選択し、インストールメディアを切断してホストの再起動を開始します。
ホストが再起動されます。
アップグレード後のバージョンでホストが起動されました。
vCenterからもアップグレード後のバージョンになっていることが確認できます。
esxcliでも確認できました。
[root@esxi-a] esxcli system version get
Product: VMware ESXi
Version: 7.0.1
Build: Releasebuild-16850804
Update: 1
Patch: 0
[root@esxi-a]
今回はこのへんで。
[参考]
ホストの対話型アップグレード
https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/7.0/com.vmware.esxi.upgrade.doc/GUID-77D42D81-F47E-4FE9-B4B2-B15AB16C9C1A.html