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VMwareや英語などをつらつらと綴ったもの

Horizon VDI のパフォーマンスツール RAWC のご紹介

ご無沙汰しております。今回は、VMware Horizon 環境でパフォーマンスツールとして使用することができる「Desktop Reference Architecture Workload Simulator(RAWC)」の構築についてご紹介します。

ちなみにこちら「RAWC」と書いて「ローク」と読みます。

RAWC では複数ユーザーで Horizon Client から同時接続し、 VDI で一般的に利用される様々なアプリケーションを実行することができ、細かい実行パラメーターの調整なども可能です。RAWC は VMware のコミュニティで提供されている無償ツールとなります。

業界では、VDI の標準的なパフォーマンスツールとして「Login VSI」がとても有名ですが、Login VSIのライセンスが用意できない方や、ちょっとしたパフォーマンス検証程度であれば無償ツールの「RAWC」も選択肢として検討されてもよいかと思います。

国内でもほぼ唯一のガイドになりますので、Horizon のパフォーマンスツールをお探しの方はぜひご参考にしていただければと思います。

※ このガイドは実際にRAWCで検証済みの内容と公式ドキュメントの要点を日本語で分かりやすくまとめたものとなります。実際に構築される際は、公式ドキュメントをご参考のうえ、自己責任でご利用ください。(無償ツールですので特にサポート等はございません。)

参考URL:
Reference Architecture Workload Code (RAWC) - VMware Technology Network VMTN

ドキュメント:
RAWC_3.0_Installation_User_Guide.pdf - VMware Technology Network VMTN

 

ではまた。